ヴァイブ
新着メールを問い合わせると―

一件。

開くと、唯一、私を理解してくれてる親友。

琴子(コトコ)からだった。

来てた時間は、7時12分。

《街に行ってるの?来週の水曜日辺りの夜に遊びに行っていい?》

すぐに読み終えて、返信する。

《うん。街。水曜日いいよ》

そのメールの返事はない。


もう午前0時を回ってるから、きっと寝ているのだろう。

彼氏と。


携帯を鞄に閉まってから、ホテルですり替えたコンドームを取る。


それを備えつけられてたゴミ箱に投げてから、
シャワー室へと向かう。

最近の漫画喫茶は、シャワー室までつけてあるんだからスゴいよね。

関心しながら、
舐めまわされた身体を、シャワーで流す。




早く、出逢いたい。

私を満足させれる男(ヒト)。


タカミ レイジ本人。

それか、それ以上の人に―――

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