ヴァイブ
キレイな顔…

こんな風に男を見るのは初めてだ。

タカミ レイジの寝顔を見ながら


『玲二とSexしたい女はいっぱいいる』

響の言葉を思い出していた。


私も、その大勢の中の一人なのかな?


この男とSexしたい。


そう思ってるのは、私だけじゃない。

それは、争奪戦なんだ。

だけど、この位置にいる私は

きっと誰よりもタカミ レイジとのSex権に近い所にいる。

何故だかは、わからないけど。


「あまりにヤラないなら、逆に犯すよ?」

寝てるタカミ レイジに向かって呟く。


…でも、大丈夫。

きっと、タカミ レイジから誘うハズだ。


だって…


私と暮らせば、
近い内に、向こうから手を出してくる。

私は、そう確信してる。



私の作戦。


ココで、タカミ レイジと暮らす事―――




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