崩壊家族
「――パート、行かなきゃ…」

私は小さく呟いた後、出かける準備を始めた。

週3回、私は駅前のコンビニでパートをしている。

パートを始めた理由は、1人ぼっちのこの家にいたくないからだ。

パートに出かける準備を終えると、私は1人ぼっちの家を後にした。


「お疲れ様です」

その日も9時から17時までのパートを終えると、アルバイトの大学生に交代した。

「山村さん、バックヤードに廃棄処分を終えたパンがありますから好きなだけ持っててください」

私と同い年のパートの女性に言われ、
「ありがとうございます」

私はお礼を言った後、レジの下にある大きめの袋を取り出すと、バックヤードに向かった。

袋に菓子パンや調理パン、サンドイッチをつめ込んだ後、コンビニを後にした。

今日のパートを終えたその足でスーパーに向かう。

かごを片手に食材を見渡した後、食材をかごに入れた。
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