男子校の姫は極道少女

海「お前の周りに集まる奴等は確かに良い奴等ばかりだな」


清「爽~、出た~?」

爽「ま~だ~」

清「たく、しっかりしてよ?爽の働きが重要だよ?」

陸「そうだな。結果を出せなければ、今回は藤谷組の組員も協力してるんだ。落とし前つけろとか言われたりしてな?」

そう言う陸の一言に青ざめる爽。
そんなことさせないってのに(笑)


海「あんな奴等だが、良い奴等だ。
こうして姫華とあいつらが出逢えて、仲間になれたのは皆、お前の人柄に惹かれたからだろ。」

姫「そう……かな?」

私の人柄がどれ程のものかわからないけど、そう言ってもらえるだけのものなのかな?

海「フッ……そんな不安そうな顔をするな。

もう少し、お前は自分を好きになるといい」


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