男子校の姫は極道少女

好きに…?私が私を…?

考えたことなかった…
気が付けば嫌われてたから。

海「お前がお前を嫌えば、皆悲しむぞ?
桃華も…もちろん、俺も嫌だ。」

コツンと軽く頭を小突かれる。私が私を嫌えば皆悲しむ?

そんなの、嫌だな。皆が悲しむのは見たくない。
でも、今は無理。私は私が許せないから…
だから…

姫「努力は、する」

今はこれが精一杯。
全てが終われば…まだ、私は私を好きになれるかもしれないから…


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