王子様の下僕





その言葉を聞いたとき
計画的に実行したことなのに
俺は更に深く罪悪感を感じた

"ごめんなさい"

俺は心のなかで呟いて
ブタ子と暮らすことの責任を
改めて感じながら応えた

「はい、わかりました」

そう言うとブタ子の父親の
ひきつっていた顔が一瞬にしてやわらぐ

それをみた俺は安心して家に帰った

出発まであと24時間もない
ブタ子と両親との最後の会話のために





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