新選組は恋の香り―前編―

未来からの女の子がきました。

【side 平助】


「―――ってな訳だってよ。」


俺は、葵から話しを聞き
有り得ないとは、思ったが
何故か信じて土方さんに話をしている。



葵は、泣き疲れたのか
今は、静かに眠っている。



「平助は、葵羽ちゃんが未来から来た事を信じたんですね?」

土方さんに話しているつっても
新選組幹部もみんないるけど。

「あ、うん。総司は、信じらんね?」

「いや、そんな事は、ないよ。」

ニコッと笑ってから
局長の近藤さんに総司は「どうします?」と問いかけている。

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