愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】
いつの間にお母さんに言ったんだろう……。
それに、朝あんな風にケンカしたのに、大丈夫なのだろうか。
それとも家族というのはこんな風に簡単に仲直りしてしまうものなのだろうか。
「大丈夫だから。母さんだってこんな不良息子を育ててきたんだから、慣れっこだよ」
「自分で不良息子とか言う? 確かに不良だけど」
颯は見た目は不良っぽくないけれど、しっかり不良だ。
しかも何考えてるのかわかりにくい。性格悪いし。
「今俺の悪口考えてたでしょ」
「あ、わかる?」
悪びれることもなく、笑って答える。
そんなに顔に出てただろうか。
まあ、とりあえず洗濯の件は颯に任せよう。
後で颯のお母さんにお礼言わなきゃ。
「後片付けどうなってるかな?」
「もうそろそろ終わる頃だと思うよ。真梨ちゃんが来た時点でほとんど終わってたし」
「そっか。みんなこれからどうするの?」
「とりあえず風呂入ってしばらく自由かな。22時には食事入るよ。ていうか飲み会かな。日付越えればタカの誕生日だし、越えてからもしばらく騒ぐと思うよ」
颯は裏庭の方に視線を向ける。
「とりあえず俺は片付け終わったか確認してから風呂入るよ。真梨ちゃんはどうする?」