a memorial connection
「そうか。」何の感情もこもってない声が響く。
「だが忘れるな亮子。アレはまだ我々の計画には必要だ…壊しすぎないでくれよ?」
男の言葉に亮子は「分かってまーす。」と軽く答えた。
「けどさ、女の子をアレ呼ばわりするなんて…あんたアイツの事をどう思ってんの?」
亮子の問いに、男は「決まっているだろう?」と当たり前のように
声色を変えずに答えた。
「只の道具だ。」
「あっそ…。」亮子は呆れたのか、何も言わずに部屋から出ていった。
「…美保は、とうとう使い物にならなくなりそうですね。」
亮子が出ていった先をみながら、理緒はそう呟いた。
「あぁ。亮子が相手だと…直るのに三ヶ月はかかるだろうな。」
「っ!それでは、計画が間に合いません!」
焦っている理緒に対し、男は「何を言っている?」と冷静に答えを述べる。
「そんなもの、叩き起こせばいいだけの話だ。」
理緒は顔を歪めた。