GOLDEN WOLF〜ヤン暴君と最強honey〜
「私は自分の身を自分で護るために武術……いや、護身術を学んできたの。だから、私に好意を向けてくる大抵の男は、なぎ倒したりねじり倒したりするね」
「「……」」
「あっ、けど、私だって早死したくないから、ヤバそうな男は脇目も振らずに逃げる。賢明な判断でしょ?」
「「……」」
「てか、私さ……。あんた達みたいな人と関わりたくないのよね」
私の口元には笑みが消え、眉間にどんどんシワが寄る。
「ろくでもない事件に巻き込まれるだけだし」
「「……」」
「っていっても、もう巻き込まれているんだけどね!!」
「「……」」
「あのさ、」
まだ、口を衝いて出てくる。