手紙でXXXして。
オススメの商品のPOPを描いてみたりして、自分のできることを一歩ずつ。
あの人に負けないように。
「ふゆかちゃん、今日はあがっていいよ」
アルバイトの先輩があたしに声をかけた。
仕事が終わるまであと1時間ある。
「え、でも」
「今日、ふゆかちゃん誕生日でしょ?いっつも頑張ってるから店長が早くあがっていいって」
店からでると、ひんやりとした風があたしのほほをなでていく。
誕生日でも何にも予定ないあたしは、まっすぐ帰路へ着く。
店長の気遣いもありがたいけど、別にいつも通りだしねえ。
ただでさえ大晦日はだれもかれも忙しくて、ひとりぼっちで歩くあたしには目もくれない。
いつもどおりにアパートの階段あがると、あたしの部屋のドアの前にフードをかぶった背の高い男の人がたたずんでいた。
誰?
あたしはしらんふりして部屋のドアを開けようとした。
すると、ドアノブを握ろうとした手を強くつかまれた。
「おい!無視すんなよお前!」
あの人に負けないように。
「ふゆかちゃん、今日はあがっていいよ」
アルバイトの先輩があたしに声をかけた。
仕事が終わるまであと1時間ある。
「え、でも」
「今日、ふゆかちゃん誕生日でしょ?いっつも頑張ってるから店長が早くあがっていいって」
店からでると、ひんやりとした風があたしのほほをなでていく。
誕生日でも何にも予定ないあたしは、まっすぐ帰路へ着く。
店長の気遣いもありがたいけど、別にいつも通りだしねえ。
ただでさえ大晦日はだれもかれも忙しくて、ひとりぼっちで歩くあたしには目もくれない。
いつもどおりにアパートの階段あがると、あたしの部屋のドアの前にフードをかぶった背の高い男の人がたたずんでいた。
誰?
あたしはしらんふりして部屋のドアを開けようとした。
すると、ドアノブを握ろうとした手を強くつかまれた。
「おい!無視すんなよお前!」