あなたがすべて。
私は慌てて朝ごはんを流し込み、
鞄を持って家を出ようとした。


すると後ろから、
「ママも後から行くからね」


その言葉に別に来なくていいのに…
そんな風に思ってしまった。


でも私は心に思ったことは口に出さない。


子供の頃からそうやって育ってきた…。

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