エンジェルティアーズ
「悪い。俺は余計な事言った。悩んで、立ち止まって。昔の俺みたいで、
ちょっと気になっただけ。ねぇ、最後に質問していい?」


「あんたと一緒にしないで。最後ね。」


「それって、前に進める答え探してる?」


「…」


「わりぃ。邪魔した。じゃーなー」



修は答えを待たず、立ち上がり会社に向かった。


きっとこのまま立ち上がれなくなりそうだから。


俺にはきっと人に手を貸しだせるような奴じゃないのだ、
修はそんな事を思いながら歩き出した。


自分の道に向かい出す。


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