ONESTAR
オロオロしてる間に、

バスルームのドアが開く音がする。

ねーちゃん、早くねっ?!

って振り向いた瞬間、

取り合えず、鼻を押さえた。

俺のパジャマを着たねーちゃんは、

サイズがデカ過ぎて、

裾がくしゅくしゅのルーズ状態で、

袖からは指の先しか見えてない。

超かわいいっ!!  

鼻血でそう!!

「ごめん……ちょっと気分悪くて……」

ねーちゃんの超キュートなパジャマ姿に舞い上がってた俺は、

やっとねーちゃんの顔色が悪いことに気づく。
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