【第二部】鬼に愛された女


「そして、姫様のお顔がみたいなら、ご自分のお顔を見るといいですよ。琥珀様は姫様似ですから」


「お母様似……」


「瞳は前頭領似ですけど」


両親を知らない琥珀は、本当にこんな顔をしていたのかあまり信じられないが、でも嬉しかった


もし本当なら、両親がどんな顔をしていたのか知ることができた




< 105 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop