愛花
彼の名前は涼史くん。
坂田 涼史 サカタリョウジくん。
時々話をするようになった。
大学入試をもう一度チャレンジするのだそうだ。
いわゆる浪人しているのだそうだ。
元来、子供が好きで将来は先生か保育士になりたいそうだ。
勉強もしないといけないんだといいながら子供たちといるときが一番彼らしいと思った。
涼史くんと話して帰って絵を描くとほのぼのと暖かい絵がかける。
絵が変わったと言われた。
少し前の絵は冬のようだったけど今は春になったね…と言われた。
私の心がそのままイラストに表れる。
今、幸せになれそうなのかもしれない。
ちょっと嬉しい。
スケッチブックを持って教会に行った。
彼と子供たちを描いてみたくなった。
あまり意識されると困るのでそっと木陰に隠れて描くことにした。
涼史くんは誰かを探してるみたい。
子供たちが誘ってもあまり気分が乗らないみたい。
いつものように無邪気に子供たちと戯れているところが描きたいのにな。
表情が何故かそわそわしてる。
仕方ないなぁ。
今日は子供たち中心に描こう。
そう思ってちょっと動いたら、彼と目が合ってしまった。
坂田 涼史 サカタリョウジくん。
時々話をするようになった。
大学入試をもう一度チャレンジするのだそうだ。
いわゆる浪人しているのだそうだ。
元来、子供が好きで将来は先生か保育士になりたいそうだ。
勉強もしないといけないんだといいながら子供たちといるときが一番彼らしいと思った。
涼史くんと話して帰って絵を描くとほのぼのと暖かい絵がかける。
絵が変わったと言われた。
少し前の絵は冬のようだったけど今は春になったね…と言われた。
私の心がそのままイラストに表れる。
今、幸せになれそうなのかもしれない。
ちょっと嬉しい。
スケッチブックを持って教会に行った。
彼と子供たちを描いてみたくなった。
あまり意識されると困るのでそっと木陰に隠れて描くことにした。
涼史くんは誰かを探してるみたい。
子供たちが誘ってもあまり気分が乗らないみたい。
いつものように無邪気に子供たちと戯れているところが描きたいのにな。
表情が何故かそわそわしてる。
仕方ないなぁ。
今日は子供たち中心に描こう。
そう思ってちょっと動いたら、彼と目が合ってしまった。