危険な彼にご用心!?
でもなんでだろ?
頭の中で、小さい頃の思い出がかけめぐる。

―…‥
〈修ーっ!だーいすきっ〉
《…俺も》
〈修のお嫁さんはあたしだね〉
《うん!》



「なんとなく…覚えてる」
「…だろ?」
「うん」

けどなぜだか、思い出はそこで途切れた。

「2人はどういう関係なの?」
ママが真剣な眼差しであたし達を見た。

「それはっ…」
「…付き合ってます」
…は?
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