危険な彼にご用心!?
「ママー…」

1階に行き、ママを呼ぶ。

「……なぁに?」
「あたしと修也って何だったの?」
あたしの質問にママは少し考えてから答えた。

「…幼なじみだったわ」
「…え?」
「ずっと一緒だったんだけど…ある時から修ちゃんは凛檎から離れていったのよね…。あれが確か小学1年生の頃だったかしら?」

“離れていった”

どうして?

「…そっか。ありがと」

何かこれ以上は聞きたくなくて、あたしはまた自分の部屋へ戻った。

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