Blood Smell
ガラッ…


教室に入ってきたのは
英語の白石先生ではなく


「桑折先生?!」



クラスの誰かが驚きの声を上げる



そう
入ってきたのは
明け方まで一緒にいた先生!!



教室に入った瞬間に
先生の氷の一瞥が私に向かってきた




ギクッ!



“俺以外の男に気に入られるな!”



昨晩の牙をむき出しにした先生がよみがえる



ゾワッと鳥肌が立った



「大丈夫?」


問題の張本人は何も知らない


「うん。」



今は話しかけないで欲しい…



だって








だって







先生がいるんだもん!!
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