Blood Smell
あれ…!?



その英文の上に日本語訳が書かれている



な…んで?




その瞬間
隣からコホンと小さな咳払いが聞こえた




もしかして…




隣を見ると問題の転校生がゆっくり頷いた





よしっ!

「彼は彼女を追いかけて駅まで来た。」



そのまま書いてある日本語訳を読んだ



先生が一瞬驚いた顔をしたのを見逃さない



そして
直ぐに私のトリックを見破って


表情がますます冷えて妖艶に微笑んだ



「エクセレント。
ありがとうございます。」


静かに言い放った
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