Blood Smell
「で・・・河合はどうするんだ?」

先生の膝に抱かれながら私はキスの余韻から
一気に現実に戻される

「・・・ちゃんと話す。
好きな人がいるって・・・。」

「ふん。
俺の事をあんなガキで忘れようとするなんて・・・。」

私は先生を睨みつける

「ガキって言いますけど
そのガキは私と同じ歳なんですけど??」

先生はにこっと笑っておでこにキスをした

もう!
全部それで許されると思っているんだから!!


でも

河合クンのことはちゃんとけりをつけなきゃ・・・・
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