青春途上中〈4〉
「無理すんな。
嫌なら俺が何とかする」

俯いていて篠原が真ん前に立っている事に気づかなかった。
頭をポンポンと撫でられた。

「ありがとう、大丈夫だ」

「そか」

一度、決めた事だ。
篠原には悪いが最後まで付き合ってもらう。

「祥太は今頃どうしてっかな?」

「あー、犬と戯れてんだろ」

扉を豪快に開く音が聞こえたかと思うと「お二人さん!準備お願いします!」と担当に着いて行けと案内されていく。





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