ただ今、政略結婚中!
隼人さんは私にところまで来ると口を開いた。


「明日、12:20発のチケットが取れたよ。チケットはカウンターでもらえる様に手配した」


「ありがとう。隼人さん」



******



一緒に食べる最後の夕食は砂を噛んでいるような感じだった。


何を食べても美味しくない。


目の前の隼人さんは煮魚が美味しいと言って食べてくれている。


「どうした?あまり食べていないな」


「えっ?ぁ……夕方にカップケーキを食べたせいでお腹が空いていないみたい……」


有名なカップケーキ店で買ってきたのは本当だが、まだひとつも食べていない。


食欲がないのを気にかけられたくなかったから、そう言ったのだ。


「隼人さんも食後のデザートに食べる?可愛くてたくさん買ってきちゃったの」



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