ただ今、政略結婚中!
「亜希」


いつもより甘く深みのある声で囁かれ、すっと唇が重ねあわされる。


深まるキスに目を閉じると、ホルターネックのホックが外されるのがわかった。


「ぁ……」


ホックを外すと、胸が露わになってしまうのだ。


露出しないように急いで胸を腕で隠す。


「隠すな……」


「だって……」


「いつも見ているだろう?」


「そ、それでも恥ずかしいものは恥ずかしいの」


「そう言っていられるのも今のうちだ」


不敵な笑みを浮かべた隼人は私の喉元に顔を埋めた。



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