ただ今、政略結婚中!
「着てない……」


その事実にあ然となっていると、ドアが開いて黒のサマーセーターとジーンズに着替え済みの隼人さんが姿を現した。


「きゃっ!」


目と目が合って、急いで掛布団を首まで引き上げる。


「恥ずかしがる必要はないだろう?一夜を共にしたんだからな」


「えっ!?一夜を共にした……?」


耳を疑う。


「ああ、覚えていないのか?あんなに積極的だったのに」


うそ……。


「つ、つまり……Hしたってことですか……?」


「夫婦が同じベッドに入れば当然だろう?」


「と、当然じゃありませんっ!」


まったく何も覚えていなくて、パニくる一歩手前。



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