ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて


「嫌われたくないだなんて、そもそも考えるのがおかしい。愛する者をなんで信じられないんだ。

確固たる自信を持って、自分は相手を愛していると叫び、相手は自分を愛していると吠えるぐらい、信じてあげればいいものの……」


訳がわからないとお兄ちゃんは息を吐く。


「害悪の愛は薄い。薄いくせになぜ愛を求めるのだか。安心できない愛の形――嫌われるのではないかという不安を抱えた状態でよく愛を語れる。

まあ、どんな奴も俺とミナナほどの仲にはなれないが、まあ……」


お兄ちゃんがワタシを見た。


「お前に関しては、気まぐれと言えど、ミナナが助けたほどの何かを持っている。

そこいらの害悪よりかはまともな考えができるんじゃないのか。

大好きな人を“怖がる”こともないだろう」


< 152 / 268 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop