ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて
【趣向を変えよう】
いつも通りと言えば、毎日やっていると思われる言葉だろうが――彼と混じり合うのは週に一回あるかどうかだった。
彼がミナナに会いに来るのはほぼ毎日。そこから規則的ではない“想いの変調”があるのだ。
なんとなく。
これがしっくり来る。欲求不満だとか、抱かれたかったとか、芯をつけば色々と理由は出てくるだろうが、なんとなく、その日は“そういう気分”だったのだ。
彼がミナナに抱きつく。いつもは離すか放置で済まし、低確率でミナナから彼を迎え入れる。
言葉があるとすれば。「ベッドがいいです」だろうか。
彼が万年発情中の獣と見れば下世話な他ないが、ミナナが思うに彼は“快楽目的”で行為に及んでいるわけではなかった。