ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて
そのまま突けば、かなり奥まで刺さり、充分な絶頂を感じるはずだが、彼は止まったまま。
肩に乗せているミナナの足を舐めて、肝心なことはしない。
「中途半端は、嫌い、なんですが」
息が荒くなるほど、感じてはいる。しかしてこれらは“前戯”でしかないはずだ。
ねだるはミナナのプライドがあるためにやりたくないが、こうも寸止めをくらえば、言葉が出てしまいそうになる。
「来て」
なるべくプライドを傷つけないながらも、相手にとっては情欲をそそるセリフだ。
実際に彼は招かれるがままになるところだったが、はっとしたように止まる。
「ミナナが、愛しているって言えば、してあげるよ」
「……」
――殺したい。
殺意がそこそこ湧いた。