ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて
「何を?これはお前たちが願ったことではないのか、害悪。晒すとなれば見せしめだ。ただで殺しては意味がなく、もちろん拷問してからのことなんだろう。
俺はやり易くしてやるだけだ。四肢が動かないとなれば、お前たちだって、“安心して”事に取りかかれるだろう」
彼の銃が、右の太もも付近に当てられた。
「右足、左足、最後に右手をやろう。その後に貴様らは俺を生きたまま運び、煮るなり焼くなりすればいい。
ただ早くしなければ、出血死するだろうな。彼女に危害を与える猶予はなく、貴様らは迅速に事を進める必要がある」
分かるか?と付け加えられた文は、おおよそ気が狂っているとしか思わなかった。
――私を確実に助けたいからって。
言葉に含まれた、ミナナに手を出すなという文字。そのために彼は、自分を犠牲にしているのだ。