ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて
「た、頼む!」
右の男もまた同様に土下座をした。
それを見た彼が通話を切り、右の男に近づくなり――顎を蹴りあげた。
それを見て、怯えた左の男の足を撃って、のたうち回っているところに、蹴りを入れた。
腹部に入れたらしく男は唾を吐いた。顎を蹴られた方は涎を流して、ビクビク痙攣中。
「……」
無言のまま、彼は男を蹴り殴り、頃合いを見てもう片方にも同じことをした。
本気だった。倒れる男たちの意識がかけようものならば、また痛みで無理矢理覚醒させて、苦痛を味あわせる。
男たちからももちろんだが、激しく暴力を奮う彼の左肩からも血が飛び散った。
ミナナの顔にそれがついたところで、やっと言葉が戻ってきた。