記憶の桜 -栄枯幻世-


芹沢さん…、何故あんな事を…?




『俺はお主らが羨ましい…。信じ合える仲間がいるのだから…』






それなら、貴方にもいたはずでしょう…?





私は足から力が抜け、その場に座り込んだ。



「大丈夫か?」



土方さんは刀を収め、私に視線を合わせる。



「は…い…」



身体の震えが止まらない。







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