記憶の桜 -栄枯幻世-
「落ち着けって、涼」
左之さんが涼ちゃんを後ろから羽交い締めにして、押さえ付けている。
「落ち着いてください!副長!!」
反対側では一君と山崎君が土方さんの前に立ち、制していた。
「「落ち着いていらます(られる)か!?」」
涼ちゃんと土方さんの声が綺麗に重なった。
もしかしたら、この2人は似た者同士なのかもしれない。
「似た者同士だね、2人共」
「「何処がだ!?」」
僕の言葉にまた声が重なる。
ほら、息ぴったり。