カナリア鳴く空
ずいぶん昔に行ったその店。

もう忘れてると思ってたけど、躰はしっかりと覚えていた。

次は、優衣と2人で食事したいな。

その後は、どこかホテルをとって、夜景を見ながら一緒に過ごす。

けどその前に、用事を済ますことが先だな。

駐車場に車を止めた後、店の中に急いだ。

「いらっしゃいませ」

ウエイターの男が私を迎えてくれた。

……あれ?

私は、首を傾げた。

「どうかされました?」

私の様子に、彼が聞いてきた。
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