学年トップ×学年最下位
「お父さんとお母さん…2年前に事故で死んじゃったんだ…」
俺が仏壇を見ていると、戻って来た横田さんが悲しみを含んだ声で言った
「私が、高校合格して…2週間後に…本当に急だった」
俺の前にお茶を置きながら、横田さんが語ってくれた
「そっか…」
としか、言えなかった
親が健在な俺が、何かを言っても安っぽい言葉にしかならないしな…
「それから、私が兄弟のお母さん代わりなの。炊事洗濯に掃除…お母さんが居なくなって初めて知ったよ。家事がこんなに大変なことなんだって…」
苦笑いしながら、横田さんは言った
なんとなく、横田さんが成績悪い理由がわかった気がした
あと、周りの女子に比べて洒落っ気がない理由も…
苦労してるんだな