学年トップ×学年最下位

「浅野さん…」


冬馬が二人に近づき、浅野さんに話しかける


「せ、先輩…いつも意地悪だけど…今は天使に見えます!」


風太は、助けが来たことに喜びを言葉にするが…


「ココだと色々問題だから、あっちの会議室使うといいよ?防音だから、多少うるさくしても大丈夫だし。…はい、これ鍵ね?」

「まぁ、先輩ありがとうございます」


冬馬は、浅野さんの天使だった

その光景に固まる風太


「さ、ふぅたん!行こうね?会議室っ♪」

「いやぁー!先輩の裏切り者ぉぉ!」


叫んだ風太は、浅野さんに引き摺られ、会議室に吸い込まれていった

そして、扉がパタリと閉まり、生徒会室は静かになった

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