レッスン ~甘い恋の手ほどき~


「抱いて、いいか?」

「――はい」



そこで上着を脱がされて、深いキスを交わす。
苦しいほどの、キス。
それでも、彼から離れたくなくて、もっと欲しいってねだってしまう。



いとも簡単に抱き上げられて、寝室に運ばれる。
私をゆっくりベッドに降ろした彼は、ネクタイを外して、私に覆いかぶさった。



「最終、レッスン」



もう怖くない。
本当の愛を知ったから。

あなたに、心から抱かれたいとそう思うの。



指を絡めて握り締められた手は、うっすらと汗ばんでいて……。
彼の舌が私の中で蠢くのに神経を集中させる。






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