Tricksters2ッ


 李花は、ほぼ半泣きで声が震えてる。


「藍莉のことは後でちゃんと説明する。俺が結婚したいのは李花だけだから。

ばあちゃん、李花とは高校の時から付き合っていて、さっきプロポーズした」


 李花は、健気にもばあちゃんに「はじめまして……」と頭を下げた。


「なるほど、李花ね」ばあちゃんは、納得したらしい。



「だから、訳わかんねーのはコイツ! ゼンの婚約者じゃないってどういうことだよ! 
 なんでばあちゃんとミカン食ってるんだよ!」


「だーかーら、私ね。騙されてたのよ、あの徳田善太郎に」



「ゼンに?」



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