Tricksters2ッ


 時計を確認した。

 八時、十分前。



「よし、行くか」



 車をロックして携帯を内ポケットにいれた。

 渋谷駅前は多くの人でごった返している。人を掻き分けて進むのも容易じゃない。


 高校生だった頃は、よくこの辺でたむろって遊んでた。

 缶ジュース一つあれば、道端で何時間だって友達とバカ話してられたっけ。

 李花は、108が大好きで一回中に入ると半日は出てこない。そういえば、高校生の時はカリスマ店員になりたい! て目をキラキラさせて言ってたけど、その夢どーしたんだろな?











< 226 / 359 >

この作品をシェア

pagetop