片想
「宮垣くん、
今日は…やさしい…」
なに、言ってんだろ、
アタシ。
「どうして?」
「だっていつだったかアタシをめちゃくちゃにしてやりたいって言ってたから」
ぼんやりしてるせいかなんだかさっきから変なこと口走ってる。
彼はそんなアタシの言葉に苦笑した。
少しして…。
今度は神妙な顔をして言った。
「病人相手にそんなことはしない」
……。
やっぱり…変だ。
いつもの彼と違う。
アタシも変だから?