片想
何気ない話だったけれど。
言葉を発するたびにこころが少しづつ軽くなっているような気がした。
はじめのころはすごく宮垣くんのことが怖くて。
でも。
今はわかる。
彼はたぶん和水チーフを想っていたアタシ自身も。
それから受けたこころの傷も全部ひっくるめて受け入れてくれるだろう。
そしていつかそんな彼にアタシは自分のすべてを委ねるだろう。
できるのならアタシも彼のために。
彼が哀しい想いをしないように。