片想
『アタシ、
何回モ死ニタイッテ思ッタコト、アル』
何回も?
あるの?
そんなこと微塵も感じさせないのに。
『死ンダラ…ダメ…』
彼女にそう伝えながら文字で言葉を伝える指が少し震える。
アタシ自身本気で考えてないことはわかってるけど。
常になんとなく自分の頭の中にあることだから。
死ぬ勇気なんてない。
死んでしまうと今、
一緒に過ごしている同じ時間から抜けることになる。
そうなったら。
だいすきなひとにももう会えなくなる。