brain core
あたしは携帯操作を思い出しながらも真緒さんと番号を交換した。
真緒さんはすぐにまたライブハウスへ入って行った。
「……」
あたしはなんか嬉しくなってにやついた。
「なににやついてんだ?相手、人間じゃねぇか」
「は!?に……にやけてなんか……」
「まぁさつきの体の半分は人間の血だもんな」
「もー……なにが言いたいの?」
「あんまり関わりすぎんなよ危ないし」
「はは、なんで人間なんかに…………?!」
話をしている側でライブハウスの方が騒がしくなっていた。
あたしたちはライブハウスの入り口へ回る。
たくさんの人が急いで出てきていた。
「いややなんやのあれ…………」
「テレビでやってる事件のやつやないん?」
「……!」
出てきた人はみんな怯えているようだった。
それをすり抜けてあたしたちは中に入った。
中にはたくさんの人たちがまだ残っていたが真ん中、前の方に倒れている人がかろうじて見えた。
あたしと蓮は少し人をかきわけて近くまで見に行く。
「!?」
「!!?」
あたしは目を丸くした。
人が干からびるなんてほんとにあり得るのだろうか。
倒れている人は体に水分などほとんどない状態で死んでいた。
真緒さんはすぐにまたライブハウスへ入って行った。
「……」
あたしはなんか嬉しくなってにやついた。
「なににやついてんだ?相手、人間じゃねぇか」
「は!?に……にやけてなんか……」
「まぁさつきの体の半分は人間の血だもんな」
「もー……なにが言いたいの?」
「あんまり関わりすぎんなよ危ないし」
「はは、なんで人間なんかに…………?!」
話をしている側でライブハウスの方が騒がしくなっていた。
あたしたちはライブハウスの入り口へ回る。
たくさんの人が急いで出てきていた。
「いややなんやのあれ…………」
「テレビでやってる事件のやつやないん?」
「……!」
出てきた人はみんな怯えているようだった。
それをすり抜けてあたしたちは中に入った。
中にはたくさんの人たちがまだ残っていたが真ん中、前の方に倒れている人がかろうじて見えた。
あたしと蓮は少し人をかきわけて近くまで見に行く。
「!?」
「!!?」
あたしは目を丸くした。
人が干からびるなんてほんとにあり得るのだろうか。
倒れている人は体に水分などほとんどない状態で死んでいた。