2度目の恋は、やさしい蜜の味
「おまたせ。時間取らせてごめんね」

「そんな謝られるほど待ってないから。それはそうと、軽く化粧もしときなさいよ。今のままでも可愛いけど、今日行くお店は居酒屋だし、店先で身分証の呈示求められるのはさすがに嫌でしょ?」


日焼け止めしか塗っていないほぼすっぴんの美月に由美がそう促す。

いわゆる童顔である美月はもうすぐ21歳になろうとしているにも関わらず、高校生に間違われることはしばしば。

高校生ならまだいい方で、中学生に見られることもあった。





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