2度目の恋は、やさしい蜜の味
「大樹さん!わたし……大樹さんのこと…………好きになってしまいました!」
紫陽花が色づき始めた頃、いつものようにランチを終えて帰ろうとしている大樹に向かって、美月は抑えきれない自分の気持ちをそのまま言葉でぶつけた。
美月の勢いに驚いた様子の大樹だったが、すぐに表情を和らげ「俺も。実を言うと、最初声を掛けた時から美月ちゃんのこと気になってたんだ。よかったら俺と付き合わない?」と言った。