オレはそんな彼女に恋をした    ~地獄鬼の襲来!~ [完]

そんなことを燐が考えてるうちにどうやら珈衣も決まったようだった




(やっぱり俺が頼むのは)



『オムライス頼むで / でお願いします!』




見事にオムライス部分がはもった





「ぷっ、仲・・・いいね」




必死に笑いこらえてる麗を見て燐はイライラする

そしてそのイライラを麗にぶつける




「いつまで笑ってんや?はやく作ってきぃや。こっちは、腹減ってんのや!」

「ごめん、ごめん。ちょっとまっててね。」




麗はそういって、カウンターに入っていった。

それも肩を震わせながら

ココのマスターをやっている麗は表情豊かで常連さんにも人気があった

顔良し、性格も良し、ルックスもよし

モテる要素は数多くあるから当たり前と言ったら当たり前で

女性客は多かった

でもそれだけではなく

色々と相談に乗ったり話をしたりしに

男性客も多く年齢幅も関係なく訪れていた

燐も小さいころから一緒にいるせいか麗を兄のように思っていた





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