ガリ勉くんに愛の手を
「お待たせしました。私が店長の西脇です。
話はちあきさんから聞いてます。
どうぞこちらへ。」
店長は僕を鏡の前に座らせた。
見るからにカリスマ美容師らしく自信に満ち溢れている。
西脇は早速、僕の髪をくしでとかしながら、何やらイメージを膨らませている。
「うーん、いいわ。
毛染めも全然していないし、とってもきれいな髪ね。やりがいがあるわ。」
体の一部で褒められたのは初めてだ。
「私に任せてくれる?
最高のイケメンに変身させてあげるわ。」
西脇は自信満々にそう言うと、早速ハサミでカットを始めた。
僕は今時のファッションが全くわからない。
もし、電車で見かけるあの変な人たちの頭が流行りなら最悪になるだろう。
それだけが心配でならなかった。
それから約1時間。
ようやく、セットが完成した。
「できたわ!どう?」
後ろで見ていたあゆ美も満足気にうなずいた。
「本当にすばらしいです。
さすが、カリスマ美容師の西脇さん。
勉君じゃないみたい。
すごく変わったわ!」
(本当に?)
自分ではよくわからないが、僕の想像していた髪型にはならなかったので安心した。
「あとは、このヘアスタイルにあった服をコーディネートすればいいわね。」
「はい。そのつもりです。
西脇さん、本当にありがとうございました。」
僕には、このくしゃくしゃな髪型のどこかカッコいいのかまったく理解できない。
でもカリスマが言うのだから世間では流行りなんだろう…
帰り際、あゆ美はお金を払わず、西脇に頭を下げていた。
どうやらここの会計はちあきが出してくれるらしい。
多分あゆ美の自腹だとしたら相当な金額を払わなくてはならなかっただろう。
話はちあきさんから聞いてます。
どうぞこちらへ。」
店長は僕を鏡の前に座らせた。
見るからにカリスマ美容師らしく自信に満ち溢れている。
西脇は早速、僕の髪をくしでとかしながら、何やらイメージを膨らませている。
「うーん、いいわ。
毛染めも全然していないし、とってもきれいな髪ね。やりがいがあるわ。」
体の一部で褒められたのは初めてだ。
「私に任せてくれる?
最高のイケメンに変身させてあげるわ。」
西脇は自信満々にそう言うと、早速ハサミでカットを始めた。
僕は今時のファッションが全くわからない。
もし、電車で見かけるあの変な人たちの頭が流行りなら最悪になるだろう。
それだけが心配でならなかった。
それから約1時間。
ようやく、セットが完成した。
「できたわ!どう?」
後ろで見ていたあゆ美も満足気にうなずいた。
「本当にすばらしいです。
さすが、カリスマ美容師の西脇さん。
勉君じゃないみたい。
すごく変わったわ!」
(本当に?)
自分ではよくわからないが、僕の想像していた髪型にはならなかったので安心した。
「あとは、このヘアスタイルにあった服をコーディネートすればいいわね。」
「はい。そのつもりです。
西脇さん、本当にありがとうございました。」
僕には、このくしゃくしゃな髪型のどこかカッコいいのかまったく理解できない。
でもカリスマが言うのだから世間では流行りなんだろう…
帰り際、あゆ美はお金を払わず、西脇に頭を下げていた。
どうやらここの会計はちあきが出してくれるらしい。
多分あゆ美の自腹だとしたら相当な金額を払わなくてはならなかっただろう。