ガリ勉くんに愛の手を
手が、体が震えて止まらない。
頭のてっぺんに血が上って僕は、僕は…
♪ブルブル…ブルブルブル♪
ポケットの中からバイブがずっと鳴り続けている。
今の僕にそんな事どうでもいい。
頭の中はパニック状態だ。
もうどうなってもいい。
今僕がすべき事は…
ただ一つ!
♪プルルルル…プルルルル…♪
(おかしいわね。
どうして受けないの?)
携帯電話を鳴らし続けているあゆ美。
もうとっくに約束の時間を過ぎても帰らない僕を心配して電話をかけ続けている。
(もうダメ、ほおっておけないわ。)
あゆ美は携帯電話を切った。
「佐奈、俺は今でもお前の事が好きやで。」
そんな偽りのささやきなど佐奈の心に届く訳がない。
いつも佐奈に怒られながら一生懸命働いた店。
佐奈との思い出がいっぱい詰まったこの店の中で健二は自分の寂しさを紛らわすために佐奈を抱こうとしている。
許さない、絶対に許さない!
僕の足は無意識に入口へと走っていた。
タッタッタッタ…
(佐奈さん、佐奈さん、
…佐奈っ!)
入口の扉を思いっきり引き開ける。
バタンッ!
「やめろ―――っ!!」
頭のてっぺんに血が上って僕は、僕は…
♪ブルブル…ブルブルブル♪
ポケットの中からバイブがずっと鳴り続けている。
今の僕にそんな事どうでもいい。
頭の中はパニック状態だ。
もうどうなってもいい。
今僕がすべき事は…
ただ一つ!
♪プルルルル…プルルルル…♪
(おかしいわね。
どうして受けないの?)
携帯電話を鳴らし続けているあゆ美。
もうとっくに約束の時間を過ぎても帰らない僕を心配して電話をかけ続けている。
(もうダメ、ほおっておけないわ。)
あゆ美は携帯電話を切った。
「佐奈、俺は今でもお前の事が好きやで。」
そんな偽りのささやきなど佐奈の心に届く訳がない。
いつも佐奈に怒られながら一生懸命働いた店。
佐奈との思い出がいっぱい詰まったこの店の中で健二は自分の寂しさを紛らわすために佐奈を抱こうとしている。
許さない、絶対に許さない!
僕の足は無意識に入口へと走っていた。
タッタッタッタ…
(佐奈さん、佐奈さん、
…佐奈っ!)
入口の扉を思いっきり引き開ける。
バタンッ!
「やめろ―――っ!!」