俺様ヤンキーに愛されて。~third~
ーガチャッ
ゆっくりと個室の扉を開くとみあの姿が視界に入った。
……よかった。元気そうだな。
さっき猛に無事だという事を聞いたのにもかかわらずホッとした自分がいる。
俺は物音を立てないように寝ているみあのベッド横にある椅子に座った。
「……っや……」
「みあ!?」
急に声が聞こえて俺は椅子から立ち上がりみあに駆け寄る。
起きたのか?
「……っや…嫌だ…」
「…みあ?」
「いや…やめて」
起きてるんじゃねぇ。
何かにうなされてる。