俺様ヤンキーに愛されて。~third~
「お前が言わねぇなら
みあに直接聞く」
「……そうしろ」
「……っ!!!!!」
ードンッ
「……って…」
俺は猛の胸に強くメガネを押しつけた。
猛は痛かったのかそう呟き顔を歪ませている。
痣でも出来てたらマネージャーに殺されるな。
俺は何も口に出さずに保健室へと足を進めた。
猛の視線を背中に感じながらー……。
ーガラララッ
扉から保健室の中を見ると誰もいない。
……みあは個室か?
保健室独特の臭いを鼻に感じながら俺は個室の前へと到着する。