俺様ヤンキーに愛されて。~third~




……それもいいのかもしれない。


白金が隣にいない毎日なんて…生きてる意味が無いよ。



あたしは大男の手から自分の手を離した。
その瞬間大男が力を入れやすくなったのかさらに首元が苦しくなる。





「……っ…!!」





あたしはあまりの苦しさに思わず顔を歪めた。


ーー苦しい。





「……どうした?

あ?抵抗しないのか?」




「………………」





もう身体に全く力が入らないし声も出ない。


本当にあたし…死んじゃうんだ。



華…今までありがとう。

華にはいつもは照れて言えない、沢山のありがとうを言いたかったのに。


ゴメンね…。

言えないみたい。





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